Ryu’s Blog

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ホテルウエディングとフリープランナーの可能性…

いろいろ 2015.10.2

ウェディングは、『十人十色、多種多様』です。

新郎新婦の想いの数だけ、様々なウエディングが存在し、
それを実現するのがウエディングの本質だと思います。

しかしながら、「なんでもアリ」という昨今の現状には、個人的に少し違和感を覚えます。

ウエディングプランナーの役割というのは、
「お二人の想いを汲み取った上で、ゲスト満足も同時に追求すること」だからです。
「二人満足とゲスト満足の同時向上」、これこそがプランナーに求められる最も大事な力です。

それはまさしく、「現場力」といえます。
これを実現するためには、プランナーとしての実地経験、現場力が何よりも必要です。
この経験なき「なんでもアリ提案」は、ウエディングの質を低下させることにつながります。

いろんな現場でのウエディングを経験してきた身として一つ確実にいえること…

それは、「キチンとしたホテルでのウエディングはゲスト満足度が非常に高い」ということです。

写真や映像などだけで見ると、
「なんでもアリの自由な結婚式こそが素晴らしい」ように見える現状も存在します。

確かに、斬新で真新しいそのスタイルは、
人を魅了させるにふさわしいセンスを備えているといえます。

反面、「親御世代や親族などは本当に満足しているのだろうか?」との疑念も、
都度つきまといます。

「なんでもアリの自由なウエディングこそが素晴らしい」という風潮が高まっている今だからこそ、
「二人満足とゲスト満足の同時向上」を実現しうるホテルウエディングの魅力が見直されるべき時だと思います。

経験豊かなホテルが内在する確かな魅力と、
いろんなウエディングを経験してきたフリープランナーならではの現場力がコラボする時…

本当の意味での次なるウエディングの時代を迎えられると、確信しています。

 

フリーランスウエディングプランナー 高橋龍一