「ナシ婚」の本当の理由…
よく、結婚式場やホテルには、
「おトクウェディングプラン!」などといった「パックプラン」がありますが、
お二人にとって必要のないものまで含まれているプランも多く見受けられます。
つまり、「お二人のコンセプトありき」ではなく、
「式場のパックプランありき」の結婚式ということです。
そうした「パックプラン」にたまたま完全に合致するお二人なら、
そのプランでもいいでしょうが、
多くの場合、希望通りにはいかないということが多いです。
ハウスウェディングなどは、逆にこうしたパックプランを用意せず、
「完全オーダーメイドのオリジナルウェディング」を謳い、
お客様に訴求していることが多いです。
この場合、確かに、「お二人らしい結婚式」を創り上げることはできますが、
「最初の見積りに必要なものが含まれていない!」
「打ち合わせごとに、見積りが、毎回とんでもない金額に膨れ上がる!」
などといったことも、実に頻繁によく起こります。
僕は思います。
結婚式実施率が低下している最たる要因は、
こうした結婚式というものに対する「不信感」であると。
「納得のいく買い物」と思えないからこそ、
「金銭的理由」により、結婚式をしない「ナシ婚」層が増加しているのだと。
つまり、「式場側の一方通行型サービス」なのです。
翻って、フリーランスには、なんのしがらみも、縛りも、制約もありません。
あるのは、「素敵な結婚式にしたい!」といった、
お客様との「共通の志」のみです。
だから、
「安心明瞭な見積り」は当然のことながら、
お客様のことを考え時には、苦言を呈すこともあるでしょうし、
また必要でないものは、「押し売り」することは、まずありません。
全ては、「会社の利益ではなく、お二人の幸せを願う」という
スタンスだからこそ出来ることです。
これからの時代は、ますます、
「従来通りの旧態依然とした式場一方通行型サービス」が
通用しなくなってくると思っているのは、僕だけでしょうか?…