変化?進化?不変?普遍?…
例えば、車…
時代の変化とともに、
その形・性能も‘進化’していきます。
この場合は、‘変化’=‘進化’となります。
ところが、
時代を超えて愛される
ヒトや音楽、ブランドの場合は、どうでしょう?
未だ、色褪せないですね…
当時においても最先端だっただろうし、
今でもなお、見方によってはそうといえるでしょう。
こう考えると、
センス・感性、こうしたものは、
時代を超えて‘不変’なるものなのか?
そう思えてきますが、
それは、ないといえるでしょう。
美の基準、善悪の基準、
そうしたものは、
時代・世代・国によっても、
大きく‘変化’するからです。
では、Bob MarleyやCHANELが、
時代を超えて今もなお、
古さを感じさせない、その源泉はどこにあるのか?…
僕は、これこそを、‘不変’ならぬ‘普遍’だと考えています。
時代とともに‘変化’するものは、
それはすなわち‘流行’です。
まさしく一時的なムーブメント。
でも、時代の‘変化’を超克するもの…
それこそが、‘普遍’だと思います。
僕は、大多数が‘いま現在’支持するもの、
そうしたものにあまり興味を感じません。
これは、時代の趨勢とともに、廃れていくからです。
でも、‘普遍’的な価値をもったものは、
時代的価値観を軽く飛び越えます。
僕は、そうしたものを、
‘本質’と定義しています。
そう、結婚式は正しく、
‘本質’が大事なのです。
見せかけの演出や過剰な装飾などは、
時とともに色褪せていくことでしょう。
ですが、
‘愛’これ自体は、
時代を超えて、なお色褪せないものと思います。
これを深い部分で発見し、形作り、セレモニー化するのが、
‘結婚式’なのではないか。
僕は、そう考えています。
もちろん、‘いま現在’の流行の演出などを採り入れることは
ものすごく大事なことです。
‘古臭い’ということは、それ自体ナンセンスなことだからです。
要は、そのバランスこそが大事なのではないか?ということです。
この場合は、‘偏らないこと’、つまり‘不偏’が重要になってきます。
‘普遍’的な‘本質’を追求した結婚式というのは、
時代を超えて価値あるものとして残っていくことでしょう。
そうした‘本物の結婚式’をお創りしたいと思い、
やや哲学的な言葉遊びを展開させていただきました。
では、また明日…