日本の結婚式場システムの功と罪①…
こんにちは、
フリーランスウエディングプランナーの高橋龍一です。
いつもありがとうございます。
少しマジメになりますが、
本日は『日本の結婚式場システムの功と罪』に関して、
考察してまいりたいと思います。
何でこんなことを書こうと思ったかというと、
最近つとに見聞きする「ナシ婚」に関して、
あまりに結婚式場を一方的に非難する文言を見聞きすることが多いからです。
つまり、結婚式の実施率が低下しているのは、
『結婚式場のせいだ!!』といった一面的な論が非常に多く感じるからです。
この論は、一面では正しく、一面では全く正しくないと、
ボクは考えております。
なぜなら、
物事の背景には、一つの理由だけでは検証しきれない、
複雑な要素が絡み合っていると思うからです。
要は、物事はそんなに単純じゃない!ということです。
人間は、えてして、何かが起こると、
特定の何かのせいにしたがる生き物だと思います。
本当は、いろいろな理由があって物事というのは成り立っているはずなのに、
何か良いことが起きても、悪いことが生じても、
『あいつのせいだ!』『あれのせいだ!』と、
とかく単純志向で、何かを、誰かを悪者にしがちです。
ですが、物事にはすべて、表と裏、功と罪があると思います。
結婚式の実施率が低下している背景には、
実に様々な要因が重層的に交錯しているだけに、
一面的な物言いでウケを狙おうとする主張・思想に対し、
ボクは断固NO!を突きつけたいと思います。
と同時に、どうすればもっと、
『結婚式の実施率を上昇させることができるか?』を、
より建設的に考えてまいりたいと思います。
と前置きがだいぶ長くなりましたが、
これから数回にわけて、
『日本の結婚式場システムの功と罪』を考察していきたいと思います。
あ、ココで敢えて、『結婚式場』ではなく、『結婚式場システム』としているのは、
日本の結婚式ビジネスというのは、もはや高度にシステム化された特殊産業であると、
ボク自身は考えているからです。
この前提の上に、数回にわたり、
手前勝手な持論を展開していきたいと思います♪
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アズールウエディング