いつもありがとうございます♪
フリーランスウェディングプランナーの高橋龍一です。
怒涛のブライダルシーズンですね！
昨日の5月9日は、
全国的にもかなり結婚式が多い一日だったと思います！
さて、
ここのところよく実感するのが、
『人にできる仕事・人にしかできない仕事の大切さ』というものです。
企業勤務時代、
著名なウェディングコンサルタントの方がよく強調されていた概念なのですが、
今になってより強く、その考え方の重要性を実感しています。
フリーランスウエディングプランナーというのは、
多くが『箱を借りてウェディングを創出する』という仕事のスタイルをとります。
つまりは、『自分というヒトそのものが仕事を創り出す』ということですね。
ボクは、会社経営をしておりますが、
事業の柱は、ブライダルと製造業の二本柱となっています。
ブライダルに関しては、フリーランススタイルをとっておりますので、
先に述べたように、『箱を借りる形でウェディングをする』形態です。
一方、製造業に関しても、
実はまったく同じで、設備投資をして自社工場を建てるのではなく、
大手製造メーカーなどと取引をさせていただき、
確かな腕をもった技術者を各現場に送り込むことで、
高いコストパフォーマンスを生み出しております。
つまりは、『工場を借りて技術を提供するスタイル』です。
これらに共通することは、
いずれも、『人にできる・人にしかできない仕事』ということです。
便利な時代になり、
オートメーション化や簡略化が全分野で進んでおりますが、
まだまだ、まだまだ、『人にしかできない仕事分野』というのは、
かなりの程度存在します。
これを、『労働集約型産業』といいます。
日本の産業は長らく、
この『労働集約型産業』に支えられてきました。
ボク自身も、亡き父の後を引き継ぎ、
ブライダルと並行しながら製造業の柱も、
経営上のコアコンピタンスとして事業運営させていただいておりますが、
『企業は人なり』というのは、まさにその通りだと思っております。
その分、
人間の全労働が全てオートメーション化されるなどというのは、
まだまだ先のことだと思います。
もちろんそれは、
機械を上回る確かな技術があること、
また、価格競争に巻き込まれない圧倒的スキルがあること、
が大前提とはなります。
その点、亡き父は、
事業をおこした30年前より、
『仕事で一番大切なのは技術』と説いておりました。
リスクを伴う設備投資はせずに、
その分、自身をはじめとする従業員一同の技術力向上に、
全精力を傾けておりました。
今になって思うのは、
本当に先見性のあるもっとも正しい経営の仕方だということです。
何故ならば、旧くよりすでに、
『人にできる・人にしかできない仕事の生産性を高める』ことに集中していたからです。
ブライダルに関しても、同じだとボクは考えています。
フリーランスプランナーというのは、
自社施設をもっていないので、
色んな式場やレストランをお借りして、
その中で、『そのプランナーチームでしかできないウェディングを創出する』ことに、
全精力を注いでいます。
自社施設を持たない分、
発想も方法も、本当に自由で柔軟で、
ありとあらゆるウェディングを、確かな技術の下、創出していくことができます。
プランナーをはじめとするプランナーチームで仕事をしていくということは、
まさに、『人にしかできない仕事』の究極系であり、
それこそが、『労働集約型産業』の最も顕著な例だとも思います。
今後ますます、こうした仕事のスタイルが見直されてくると思っています。
ボクもますます技術を磨いていき、
『ボクにしかできないウェディングプロデュース』を創出できるように
努力していきたいと思います。
感謝感謝♪…
 

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