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結婚式の費用の考え方…大切なのは自己負担の総額です!

いろいろ 2014.9.11

こんにちは、フリーランスウエディングプランナーの高橋龍一です。
今日は、「結婚式の費用の考え方」について、
お伝えしたいと思います。
とても大切なテーマなので、ポイントを絞ってお伝えしたいと思います。
それはずばり、
「結婚式の費用は、自己負担できる総額が大切!」ということです。
最近、ご祝儀婚が増えてきているので、
「結婚式をご祝儀だけで!」と考える新郎新婦様も増えてきております。
それにより結婚式を挙げやすくなる新郎新婦様も
たくさんいらっしゃることは事実ですので、
そのこと自体は僕は大変良いことだと思っております。
ですが、「全てをご祝儀でまかなう!」といった
「ご祝儀ありきの考え方は少し危険である!」ということも、
大切なポイントとしてお伝えしたいと思います。
なぜならば、ご祝儀というのは、
あくまでも「当日集まるであろうお祝い金」といった
想定上のものでしかないからです。
この点を踏まえずして、
「ご祝儀内であれもこれも全部やりたい!」
「ご祝儀があれば全部できるはず!」
と勘違いなされる新郎新婦様も
実はかなりの数いらっしゃることも事実です。
そうした誤解を防ぐためにもより大切なことは、
「ご祝儀内でできるであろうこと」と
「自己負担でできるであろうこと」とを明確に区別して考える必要があるということです。
そして、プランナーであるボクの役割としては、
正しい考え方と情報をお伝えするということだと思っております。
つまり、最も大事なことは、
まずは「自分たちがいくらまでなら負担できるかを考える」ということです。
そう、「自分たちが出せる金額=総額」なのです。
これはもっといえば、
「ご祝儀に惑わされない」
「ご祝儀ありきでは考えない」ということであります。
考えてみれば当然のことといえます。
なぜならば、
自分たちの大切なゲストをお呼びして挙げる結婚式において
もっとも大切なことは、
「自分たちはいくらまで結婚式にお金をかけることができるか?」
「その中でどれぐらいのことができるだろうか?」
といった究極の予算管理であるからです。
これを踏まえた上で大事になってくるのが、
では、「総額いくらまでなら自分たちは負担できるのだろうか?」
といったことです。
たとえば、自分たちが出せる金額が150万円程度だったとします。
(余談ですが、自己負担150万程度という新郎新婦様は大変多いです。)
ここで、二つの選択肢に分かれます。
A.150万円でできる結婚式を考えようか?
B.150万円+ご祝儀でできる結婚式を考えようか?
の二つです。
もし、身内だけでこじんまりとアットホームにしたい!と考えているならば、
総額150万の自己負担で、20名様ほどでの結婚式を予算管理して
組んでいくこともできるでしょう。
この場合が、上のAにあたります。
一方、自己負担は150万まで出せるので、
ご祝儀も想定に組み込み、
友人も会社関係もたくさん呼んで行いたい!
という新郎新婦様も多いと思います。
ここで大事になってくることは、
では「ご祝儀はどのぐらい見込めるだろうか?」ということです。
一般的に、友人関係で3万円
身内親族で5万円
上記がご祝儀の相場といわれています。
これを踏まえた上でご祝儀想定を考えると、
友人は、「ご招待人数×3万円」
親族は、「ご招待家族数×5万円」
といった大方の目安ができます。
仮に60名招待するとします。
うち、友人40名、親族20名(4家族とします)とします。
ご祝儀見込みとしては…
友人;ご招待人数40名×3万円=120万
親族;4家族×5万円=20万
ご祝儀を足すと、
「120万+20万=140万円」と想定できます。
一般的に、結婚式の平均費用は、
ホテルやハウス・レストランなどにより大きく異なりますが、
「ご招待人数×4.5万前後」といわれています。
上の想定だと、60名招待予定なので、
総額は「60名×4.5万=270万」かかる見込みです。
もとい、
「新郎新婦様の自己負担想定額は150万」
「ご祝儀想定見込み140万」
都合、290万が見込めます。
平均費用が270万に対して、290万の想定…
ですので、ちょうど、自己負担とご祝儀見込みを足すことで、
一般的な結婚式を行える予想が成り立つということが見えてきます。
もちろん、ご祝儀の集まり具合によって
変動してくる部分があるので、一概には上の想定が成り立つとはいえないですが、
大事なことは、「ご祝儀だけで結婚式を行うことは少し難しい」ということが
おわかりいただけたかと思います。
その意味でも、「自分たちが出せる金額=総額がどのくらいなのか?」を
まずはじっくりと検討したうえで、
結婚式の準備を考えていくことが何よりも大切になってくるのです。
繰り返しますが、
大事なのは、
「ご祝儀前提ではなく、自己負担の総額がどのくらいかを考えること」であります。
それがベースにあってはじめて、
「自分たちに見合う結婚式」を考えることができるのです。
この点をもっとも大事なポイントとして、
結婚式準備のスタートをきっていただければ幸いです!
 

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