司会のこだわり
僕は、ウエディングにおいて、もっともこだわっていることの一つが
「司会」です。
どんな規模の結婚式であってもまずは、お二人のゲストの方のなかで、司会をやってくれそうな方、ふさわしい方がいないかをヒアリングします。聴いてみると、結構、いるものです。
「あの人ならやってくれそう!」
「あの人に頼みたいと思ってた!」
キチンと聴いてみると案外、このような反応をいただくことが多いです。
そして僕はいいます。
「ぜひその人に頼みましょう!!」と。
もちろん、プロ司会を用意させていただくことも多いです。
どちらかというと、ホテルでやるようなウェディングの場合だと、
プロ司会者を用意させていただくことが多いです。これにはいろんな理由がありますが、一番大きな理由は、会場のオペレーションとの兼ね合いなどですね。経験値の有無がホテルウェディングの場合は結構重要なので、そうした場合は迷いなくプロ司会者を用意します。
ですが、僕がもっとも得意としているオリジナルウエディング。
わかりやすくいうと、
「ホテルや結婚式場などでない場所でのウエディング」
こうしたオリジナル空間でのウェディングの場合だと、
もっともお二人らしさを引き出してくれる友人や知人の司会者の方に、あえてお願いすることが多いです。
なぜかというと、その方が、もっともお二人らしさが出るからです!
ですがですが、ここでとっても大切にしていることが一つあります。
それはそれは…
友人や知人の方がする司会の台本を、他でもない僕自身がしっかりと
イチから10までつくるということです。
一番二人の近くで要望をお聴きして打ち合わせしてきたからこそ
表現できる想いや言葉があります。
それをカタチにして、台本に落とし込みます。
そしてそして、その友人の方や知人の方とも事前に必ずお会いして、しっかりと打ち合わせを行い、当日まで密なコミュニケーションをとります。
当日は友人や知人の方だからこそ出せる雰囲気があります。
そして、二人に寄り添い打ち合わせをしてきたプランナーの僕だからこそ、
カタチにできる言葉があります。
友人や司会の方だからこそ、準備できるサプライズや余興との連携があります。
プランナーである僕の役割は、しっかりと準備してきたことを、お二人はじめゲストの方、そして友人司会の方までもが滞りなく、素晴らしいウェディングを行えるように、裏方としてサポートしすることです。
家族親族単位のウェディングであれば、僕が直接マイクを握ることも多いです。
小規模のウェディングの場合は、進行も少ないので、プロ司会や友人司会をたてるほどでもないことが多いからです。その場合は逆に、プランナーである僕が司会をした方が、万事うまく進みます。
ですが、オリジナルウエディングの場合は、あえて友人や知人司会を頼むことで生まれるあのアットホームな空気感が、僕はプランナーとして何よりも好きだなと感じています。
もちろん、頼むべき方がいない場合は、プロ司会や僕がマイクを握ることもあります。ですが、プロ司会に頼む場合でも、新郎新婦様と同じぐらいこだわりをもってきた僕自身がしっかりと台本を作成するということは変わりありません。
そして、これはこれからも大切にしていきたいポリシーだと考えています。