欧米のウエディングにて感じたこと…
妹の結婚式にて、
年始、オーストラリアウエディングをしてきましたが、
そこで感じた、日本との最も大きな違いがあります。
それは…
「進行がほとんどない!!」ということです。
どういうことかというと、
家にみんなを招いた宴会のように、
自由そのもの!ということです。
一応の流れ自体は、あるにはあるものの、
日本のように細かい時間が刻まれた進行が皆無ということです。
ですが…
「進行がない」とは言いましたが、
逆に、日本では絶対にない!といえるものはありました。
それは…
ダンスです。
とにかく、ダンスダンスダンス!!!
ウタウタウタ!!!
みんな陽気だから、進行なんかなくても、
自由に楽しめる素養を持っているんですよね。
それが日本との最大の違いやなと、感じました。
また、「進行がなく自由な分、時間がすごく長くゆったりとしている」
というのも大きな特徴です。
午後18時からパーティーが始まり、
おひらきは午前12時…
なんてことが通常です。
ゲストは、頃合いを見て、
自分の時間に合わせて退出する…
というのが、慣習です。
まさに、自宅に人を招いたパーティーのようですね♪
ただ、日本と欧米のスタイル、
どっちがいい悪いというのは、絶対ないと思います。
日本のウエディングパーティーで、
ダンスダンスダンス!!なんてこと、
ダンスに長けたゲスト多数の場合以外は絶対ないでしょうし、
無理やりにそれを日本にもってきても、
絶対になじまないと思います。
向こうの文化は、日々パーティーすることが当たり前の文化だからです。
この文化的慣習の違いを理解しないと、
「欧米の結婚式は素敵で日本はイケてない!」などの勘違いを招いてしまいます。
そうではないのです。
日本は、ゲストと一緒に楽しめる要素を、
プロデュース側、主催側が創っていく文化なのです。
ホストはあくまでもホスト、
ゲストはあくまでもゲスト…
それが日本の文化なのです。
だからこそ、その点を抑えた上で、
欧米の良さを採り入れたウエディングにすると、
これもう最強最高のウエディングになると思います。
手前味噌ですが、
4月に行ったウエディングはまさにそれをコンセプトに行いましたので、
本当に最高のウエディングでありました笑
僕の中で、一つのモデルケースができたかな?と思っております。
話を元に戻します。
それぞれの国には、それぞれの結婚式の良さ、違いがあります。
どっちが優れていて、どっちが劣っているなんて、
そんなものは絶対にないと思います。
むしろ、違っているからこそ、良いと思います。
十人十色なのです。
みんな違って、みんなイイのです♪
そんな本質的なことを、欧米のウエディングから感じたのでした…
フリーランスウエディングプランナー 高橋龍一